比較政治経済分析
2026-10-19
TBD
戦後先進国で成立した政治経済体制はどのようなものであるのか、その基本的な特徴を理解する。まず19世紀のパックス・ブリタニカの下で成立した自由主義体制について概観したのち、戦後の国際政治経済体制の特徴を19世紀体制と対比する形で議論する。戦後体制を説明する概念として「埋め込まれた自由主義」や、理論的基盤となったケインズ主義経済学を詳しく考察する。
イギリスの覇権の下で国際関係が安定していた19世紀から第一次世界大戦までの時代
担当者作成
金本位制を採っている日本政府が金準備と比較して多くの兌換紙幣を発行したとします。どのような問題が起こると思いますか。
第一次世界大戦(1914-18)
戦間期の協調(1919-29)
世界恐慌(1929)
イギリスに代わって覇権を握ったアメリカが主導
| パックス・ブリタニカ | 戦後国際政治経済体制 | |
|---|---|---|
| 覇権 | イギリス | アメリカ |
| 貿易 | 自由貿易 | 自由貿易 |
| 為替 | 金本位制 | 固定相場制 |
| 国内経済と国家 | 自由放任国家 | 福祉国家 |
| 国家の自律性 | 低い | 高い |
Q. なぜ戦後体制は、自由貿易と国家の自律性を両立させようとしたのか?(わせポチ)
戦後体制の特徴=自由貿易と国家の自律性のバランス
具体的には…
.jpg)
…すべての国家が、その経済的繁栄に必要な世界の貿易および原材料に、平等な条件でアクセスできるよう努める(第4条)
…すべての人々のために労働基準の改善、経済的発展、および社会保障を確保することを目的として、経済分野におけるすべての国家間の最大限の協力を実現することを望む(第5条)
日本をはじめ世界は資本主義経済に組み込まれており、多くの財が市場で取引されています。
しかし、よくよく考えれば市場取引に馴染まない財というものがあります。
それはなんだと思いますか。
前近代、経済は社会全体に「埋め込まれて」いた
近代、「自己調整的市場」の登場

本来商品ではないのにも関わらず商品化され市場で取引されるもの
自己調整型市場の帰結
埋め込まれた自由主義…市場経済を社会に埋め込み直す
大量生産と大量消費が好循環していく経済システム

教科書(p.24)より引用
18世紀後半から19世紀前半にかけてイギリスに登場した経済学の考え方
世界恐慌の分析
Q. この分析の問題は?(わせポチ)

ジョン・メイナード・ケインズに始まる経済学
古典派批判「価格は伸縮的でない」
貨幣の裏付けのある需要
政府の積極的役割が推奨(マクロ経済政策)
.jpg)
戦後先進国で成立した政治経済体制はどのようなものであるのか、その基本的な特徴を理解する。まず19世紀のパックス・ブリタニカの下で成立した自由主義体制について概観したのち、戦後の国際政治経済体制の特徴を19世紀体制と対比する形で議論する。戦後体制を説明する概念として「埋め込まれた自由主義」や、理論的基盤となったケインズ主義経済学を詳しく考察する。

戦後政治経済体制