比較政治経済分析
2026-11-02
TBD
先進各国の政治経済のあり方を比較する視座を学ぶ。労使関係に着目した議論としてネオ・コーポラティズム論を紹介し、多元主義・コーポラティズムという2つの類型を学ぶ。また資本主義の多様性論に基づき先進国の経済システムを2つに分類し、それぞれの経済的な影響についての実証研究の知見を紹介する。さらに、日本の政治経済制度の位置付けについて考察する。
教科書に書かれている多元主義とコーポラティズムについて、以下の説明のうち正しいものを全て選んでください。
労働者と使用者の関係
多元主義の概念図
コーポラティズムの概念図
フィリップ・シュミッターのコーポラティズム論1
1970年代のスタグフレーション
来年から日本在住者全員の賃金が10%上がることになりました。
各個人が自分にとって最適な行動を行なった結果、全体としては最適な結果にならない状況
賃金上昇は…
コーポラティズムは囚人のジレンマを解決
ハンプ(こぶ)仮説
ピーター・ホールとデイヴィッド・ソスキスの提唱1
| 自由型市場経済 (Liberal Market Economies: LMEs) |
調整型市場経済 (Coordinated Market Economies: CMEs) |
|
|---|---|---|
| 原則 | 市場原理の徹底 | 非市場メカニズムによる補完 |
| 労使関係 | 流動的 | 固定的 |
| 資金調達 | 直接金融(株式市場中心) | 間接金融(銀行融資中心) |
| 企業統治 | トップダウン | ボトムアップ |
| 教育制度 | 統合的 | 分離的 |
次のような企業は、LMEsとCMEsどちらの方で成功しやすいと思いますか?
LMEsとCMEsで得意な産業に差
以下について考えてみてください。
政府・官僚と経済団体との密接な関わりの一方、労働組合は分権的かつ弱体で政策決定からは排除
ホールとソスキス「日本はCME」
批判
利益団体を労使関係を中心とした政治経済制度として位置付けた上で検討する。利益代表の制度としての多元主義・コーポラティズムという2つの理念型を学ぶとともに、資本主義の多様性論に基づき先進国の経済システムを2つに分類し、それぞれの経済的な影響についての実証研究の知見を紹介する。さらに、日本の政治経済制度の位置付けについて考察する。

資本主義の多様性