
現代政治分析入門1
2026-05-26

TBD
因果関係が満たすべき要件の1つである「共変関係」について改めて考える。統計的仮説検定を学んだ上で、共変関係を適切に検証できるようになるための知識を習得する。また、科学哲学における反証主義という考え方を知り、統計的仮説検定そして反証可能性の知的背景を理解する。

独立変数の値の変化と従属変数の値の変化が同時に生じていること
超能力者を自称する男が現れて、「このコインに念力をかけて、表を出しやすくした」と言ってきました。
あなたはそれが本当か確かめるために、1000回このコインを投げてみることにしました。
何回以上表が出たら念力の存在を信じますか。
WebClassアンケートで回答してください
「その出来事は偶然発生したのか否か」を判別する思考枠組み
仮説検定の手順:
帰無仮説「表が出る確率は50%」のもとで1000回投げる

カテゴリ変数…「どのカテゴリに分類されるか」を表す変数
連続変数…連続した値を持つ変数
変数の組み合わせと検証方法
クロス表を作成し、カイ二乗(\(\chi^2\))検定
例:「与党を支持するかどうか」と「内閣を支持するかどうか」に共変関係はあるか?
| 内閣支持 | 内閣不支持 | 合計 | |
| 与党支持者 | 140 (70%) | 60 (30%) | 200 (100%) |
| 野党支持者 | 30 (20%) | 120 (80%) | 150 (100%) |
カイ二乗検定
平均値の比較とt検定
例:「与党を支持するかどうか」と「高市総理への感情温度」に差はあるか

t検定
散布図、相関係数、t検定
例:「経済的な豊かさ」と「民主主義の程度」には関連があるか

相関係数…2変数間の関連性の強さを表す指標
演繹 (deduction)…一般的な前提から個別的な推論を導く
帰納 (induction)…個別的な前提から一般的な推論を導く
クイズ:以下の推論は演繹?帰納?
デイヴィッド・ヒュームの提起
仮説の検証と一般化
David Hume
(1711-76)
カール・ポパー「仮説を確証することはできず、反証することしかできない」→反証可能性
統計的仮説検定の考え方
批判:厳しすぎる
Karl Popper
(1902-94)
因果関係が満たすべき要件の1つである「共変関係」について改めて考える。統計的仮説検定を学んだ上で、共変関係を適切に検証できるようになるための知識を習得する。また、科学哲学における反証主義という考え方を知り、統計的仮説検定そして反証可能性の知的背景を理解する。
共変関係