現代政治分析入門1
2026-06-30

一致法は「結果が共通する事例から原因を探る手法」であり、差異法は「結果が異なる事例から原因の違いを探る手法」として使い分けられると分かった。
比較事例分析において「差異法」と「一致法」の使い分けが重要だと学んだ。ただ、どちらの手法でも「他の変数の統制」が難しく、因果関係を明確にするには研究設計上の限界がある点も深く理解できた。
一致法の脆さが気になった。一致法は共変関係が確認できないため、場合によっては完全に的外れな推論に達してしまうことがあるのではないか。一致法のほうが優れている点があまりわからなかった。
量的研究と質的研究は、同じテーマで両方使うことはありますか?(参考)
自然実験についてほかの例も出してほしいなと思いました。
一つの事例から因果関係を検証する方法を学ぶ。研究デザインとしての仮説演繹法を紹介した後、単一事例研究をめぐる論争を概観する。その上で決定的事例研究や過程追跡の考え方を紹介し、単一事例研究の意義と限界を理解する。

ある研究者が次のような研究を行いました。
この研究にはどのような問題があるでしょうか?
社会科学の標準的な研究デザイン方法
例:選挙制度と政党制
あなたはなぜ新興政党が台頭するのかを研究したいと思っています。
以下のどちらの方法を取りたいと思いますか?
変数志向型…因果効果の推定が目的
質的研究も量的研究と同じ枠組みによるべき
KKV「基本的にはやるべきではない」
もしも単一事例を分析するなら…
事例そのものが興味の対象になることも
仮説はどのように構築する?
理論や仮説の背後のメカニズムは?
事前の想定とは異なる1つの事例を分析すること
その仮説が最も当てはまりそうであるのに当てはまらない事例を示して仮説を否定
その仮説が最も当てはまらなさそうであるのに当てはまる事例を示して仮説を支持
「長く勉強すれば成績が伸びる」という仮説に対して、次の学生4人はMost Likely CaseとLeast Likely Caseどちらに当てはまるでしょうか、あるいは当てはまらないでしょうか。
WebClassクイズで回答
1つの事例だが比較の含意
新たな探究や理論の改善につながる
KKV「厳密な仮説検証にはなっていない」
ある研究者が世界各国のデータを厳密に分析した結果、民主主義スコアが1ポイント高くなると、その国の1人あたりGDPが2000ドル上がるという傾向が明らかになりました。
これは統計的因果推論から明らかになった因果効果であり、因果関係の3条件は満たされているものとします。
ではなぜ民主主義は経済発展につながるのでしょうか?
独立変数と従属変数を結ぶ経路を考えてみてください。
なぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?
主張「開放的な政治経済制度が国家の経済的発展を促進する」

東西欧州の経済格差
決定的分岐=黒死病(14世紀)
一つの事例から因果関係を検証する方法を学ぶ。研究デザインとしての仮説演繹法を紹介した後、単一事例研究をめぐる論争を概観する。その上で決定的事例研究や過程追跡の考え方を紹介し、単一事例研究の意義と限界を理解する。
第13回(7/14)と第14回(7/21)はグループワークが中心のためリアルタイムのオンライン(Google Meet)で開催
第15回の授業の方向性(あくまで現時点での予定)
詳細は後にアナウンスします!
単一事例分析