
現代政治分析入門1
2026-10-06

因果関係およびデータを用いた因果推論の枠組みを議論する。因果関係とはそもそも何かを定義したのち、データを使って因果推論するにあたっての難題として、ランダム性と内生性という概念を紹介する。ランダム化実験の強みと限界について理解する。
TBD
原因と結果の関係
→内生性という概念で捉え直す
例:洋画視聴とTOEICの点数

「洋画視聴をすればTOEICの点数が伸びる」と言えるか?
変数同士の関係を数式で表すこと
例:ドーナツを食べると体重は増えるか?
| id | name | donuts | weight |
|---|---|---|---|
| 1 | Homer | 14 | 124.7 |
| 2 | Marge | 0 | 63.9 |
| 3 | Lisa | 0 | 31.7 |
| 4 | Bart | 5 | 34.0 |
| 5 | Comic Book Guy | 20 | 140.6 |
| 6 | Mr. Burns | 1 | 36.3 |
| 7 | Smithers | 0 | 72.6 |
| 8 | Chief Wiggum | 16 | 119.3 |
| 9 | Principal Skinner | 3 | 93.0 |
| 10 | Rev. Lovejoy | 2 | 83.9 |
| 11 | Ned Flanders | 1 | 77.1 |
| 12 | Patty | 4 | 70.3 |
| 13 | Selma | 4 | 65.8 |

ここで以下のようなモデルを特定化:
\[ 体重_{i} = \beta_{0} + \beta_{1} ドーナツ_{i} + \varepsilon_{i} \]

→モデル\(体重_{i} = \beta_{0} + \beta_{1} ドーナツ_{i} + \varepsilon_{i}\)は直線を表す数式
\[ Y_{i} = \beta_{0} + \beta_{1} X_{i} + \varepsilon_{i} \]
以下4つのグラフを見て、\(\beta_{0}\)と\(\beta_{1}\)とがそれぞれ0より大きいか、等しいか、小さいかを判断してください。
回帰係数\(\beta_{1}\)を計算できても直ちに因果効果だとは解釈できない。なぜなら…
データはランダムサンプリング
例:ドーナツと体重
誤差項が独立変数と相関関係にあること
相関関係=共変関係:一方の変数の変化が他の変数の変化と連動すること



内生性の基本的図式

研究対象者をランダムにグループ分けし、治療法や介入などの効果を検証する方法
例:新薬の治験
誤差項が独立変数と相関していないこと

因果関係およびデータを用いた因果推論の枠組みを議論する。因果関係とはそもそも何かを定義したのち、データを使って因果推論するにあたっての難題として、ランダム性と内生性という概念を紹介する。ランダム化実験の強みと限界について理解する。
来週はオンラインによるR実習です。必ずPCで受講してください。
数量データと因果推論