国際政治経済I
2026-04-27
今日の調子はいかがですか?
前回の復習をしてきましたか?
目標達成と推薦:
コンストラクティビズムに関して、国家の相互作用によって敵対的規範や友好的規範が形成されるという間主観性については理解できた一方で、「アナーキーは国家が作り出すもの」という主張はまだよく分からない。
今回様々な理論を学んだが、これらの理論が机上で考え出されてから現実に当てはめられたのか、経験則から理論が生み出されたのかという点が気になった。おそらく現実に起きている事象に対して完全にそれらの理論を当てはめることはできないと思うが、もう少しタイムリーで具体的な例があると理解しやすい気がした。
相手の戦略を固定した場合、自分だけが戦略を変えても利益を得られない状態。これは、クリストファー・ブラッドマン著「戦争と交渉の経済学」の序章部分に戦争の原因五種類のうち、プラフとコミットメント問題の箇所に関連しているのではないか。
主権国家体制とはどのような国際システムであるのか歴史的な展開に位置付けながら学ぶとともに、その成立と拡散の過程を理論的実証的に考察する。


単一の政治的中心、単一の垂直的分業、そして多元的な文化を有する、大規模な官僚制構造1
土地支配と軍事的奉仕の交換を中心とした政治経済システム

1648年に三十年戦争の講和としてウェストファリア条約が結ばれました。
ここから主権国家体制が始まったと言われますが、なぜそう言われるのでしょうか?
インターネットで調べてみてください(AIに相談でも可)。
1648年、神聖ローマ帝国を舞台にした三十年戦争の講和条約として締結
ミュンスター条約とオスナブリュック条約で構成
神聖ローマ帝国内の各領邦に外交自主権を付与
→通説「主権国家体制の成立のきっかけ」
スティーブン・クラズナー「主権国家体制はウェストファリア条約から生まれたわけではない」1
外交自主権の規定は各条約で1条規定されているだけ2
その内容自体中世以来の焼き直し
他の内容も、王位継承権や信仰に関する取り決めが多い

通説:戦争原因論と世界システム論
ヘンドリク・スプルートによる新たな議論

11〜14世紀、ヨーロッパで持続的な経済成長
交易距離と都市化の程度に応じて、地域ごとに異なる政治的単位が登場
| 地域 | 政治的単位 | 交易 | 都市化 | 都市の脅威 |
|---|---|---|---|---|
| イタリア | 都市国家 | 遠距離(香辛料) | 高い | 他の都市国家 |
| 北ドイツ | 都市同盟 | 中距離(木材) | 中程度 | 他の地域 |
| フランス | 主権国家 | 近距離(必需品) | 低い | 盗賊/封建領主 |
Q. なぜ主権国家だけが生き残ったのか?
主権国家体制は西欧で生まれ世界に拡散
デイヴィッド・ストラングの議論1
河野勝は通説が西欧中心主義であると批判1
明治維新をめぐる通説:
…西欧列強の会国要求は…主権国家を構築することの要請でもあった。2
「幕藩体制は主権国家体制でない」のは本当か
→クラズナー「組織的偽善」論

主権には四つの側面
Q. ソマリア、台湾、ドイツ、日本ではどれが欠けている?
幕藩体制に当てはめると…
主権国家体制とはどのような国際システムであるのか歴史的な展開に位置付けながら学ぶとともに、その成立と拡散の過程を理論的実証的に考察する。

主権国家体制