国際政治経済I
2026-05-18
穀物法、航海法が廃止されるまでの流れで労働者と資本家の主張が被っていたのが意外に感じました。
覇権国には覇権国であるという意思が必要であり、アメリカは国際連盟にも加入せずにいたため、単独で覇権国として扱うことはできない。しかし、パクスアメリカーナの開始を1919年とすることもあるが、第一次世界大戦によるアメリカの台頭とイギリスの失墜が同時期であることを考えると、戦間期は相互補完的に覇権国としての役割を果たしていたと考えてよいのだろうか。冷戦後、覇権国家は消失したかもしれない。現在のアメリカの国外への干渉と、ウクライナ侵攻以降のロシアの動きは、覇権国となりうるだけのかつての自国、という理想像を取り戻そうとするやり直しなのだろうか
世界恐慌って言葉は高校の世界史で聞いたことがあったが、金本位制との関わり合いは詳しく知らなかったので、覇権国家理論とセットで学べてよかった。その上で、現在の国際政治経済では、当時の反省を踏まえてGATTなどである程度の自由貿易や関税など両立できてるのではないかと考えた。
戦後に成立した国際政治経済に関する協調体制はどのようなものであるのか、その基本的な特徴を理解するとともに、より現代の展開を考察する。

先週学んだ19世紀のパックス・ブリタニカとはどのような体制であったでしょうか。 ①覇権国家、②国家と経済の関わり、③為替制度それぞれについてペアで考えてみてください。
自由主義体制 (PB)
戦後国際政治経済体制



戦後体制の特徴=自由貿易と国家の自律性のバランス
大西洋憲章(1941)…米英の戦後構想
具体的には…
日本をはじめ世界は資本主義経済に組み込まれており、多くの財が市場で取引されています。
しかし、よくよく考えれば市場取引に馴染まない財というものがあります。
それはなんだと思いますか。
前近代、経済は社会全体に「埋め込まれて」いた
近代、「自己調整的市場」の登場
擬制商品論 (fictitious commodities)
自己調整型市場の帰結
→埋め込まれた自由主義…「経済が社会に埋め込まれている」
大量生産と大量消費が好循環していく経済システム

18世紀後半から19世紀前半にかけてイギリスに登場した経済学の考え方
「見えざる手」による自由放任主義
世界恐慌の分析
Q. この分析の問題は?

ジョン・メイナード・ケインズに始まる経済学
古典派批判「価格は伸縮的でない」
有効需要 (effective demands)…貨幣の裏付けのある需要
政府の積極的役割が推奨(マクロ経済政策)

国際的な変化…アメリカの(相対的)衰退
国内的な変化…ケインズ主義への疑念
ある国が金本位制をとっているとします。この国が貿易赤字を出した場合、その金準備はどうなりますか。
1960年代〜 経常赤字→ドル信用低下
1971年8月15日 ニクソン・ショック

スタグフレーション (stagflation)
オイルショック(1973)による物価高騰
産業構造の転換
→ケインズ主義の前提が崩壊
Q. この状況で政府は経済とどのようにかかわるべき?
減税や規制緩和などを通じて経済成長を喚起しようとする考え方
市場原理主義に回帰し政府の役割を最小限にする動き
→国家と経済の関わりの見直し
戦後に成立した国際政治経済に関する協調体制はどのようなものであるのか、その基本的な特徴を理解するとともに、より現代の展開を考察する。

戦後国際秩序